【文字からコトバへ】あいうえおの き
長いことブログを更新できていませんでした。
けれども息子と本を読む毎日は変わらず続いています。
息子の通う幼稚園は70年代にできた老舗の幼稚園で、1学年20人いるかいないかの小規模幼稚園で、第2の家庭のような温かさ。幼稚園の本棚には今では絶版となっているものも多く、機会を見て園長先生に図書の目録作りをさせていただけないかとボランティアを申し出ました。
それで園の図書資料を丁寧に見させていただく機会を得た中で、このレオ・レオニの「あいうえおの き」と出会いました。
文字たちが協力して言葉になること、言葉と言葉を繋げるとメッセージができること、大人には当たり前のことを子どもに伝える際、説明に窮することは多々あります。
この本は言葉を発する、文章を作る、この本はその大人にはなんでもない作業(そう、言葉を発するのも、大人にはただの作業になってしまっていることのつまらなさ、味気なさにも気づかされます)が、文字を知る・知りたての子どもにどんなに素敵なことなのか、そしてメッセージの持つパワーも教えてくれます。
言葉の表現を子どもが学ぶ段階がきたら、ぜひ一緒に読んでいただきたい1冊です。
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