今と、2年半前のこと
息子を保育園に預けたあと、20冊の本を返却しに図書館へ立ち寄った。すぐ帰ろうかと思ったけど、最近息子のブームである上杉謙信の本を探しに2階の児童書コーナーへ足を運んでみる。
いつも見ない棚に、絵本や読み聞かせ全般に関わる関連図書が沢山蔵書されていることに気づく。
今、5歳の息子と読む本について、良い感じの参考図書を見つける。ちょうど気になっていた。
松岡享子や赤羽末吉、渡辺茂夫、松居直、児童書を語る上で欠かせない面々のエッセイ本が豊富にあり、まず今日は何を借りようか。悩ましい。
結局ミーハーに宮崎駿による岩波少年文庫についての本と、ジョン・バーニンガムのビジュアルブック。
図書館に行くたびにワクワクする。
息子は読み聞かせがしてあげられない夜には「今日は本は無しかぁ!」と必ずため息をつく。
こんなに親子で図書館と絵本や読み聞かせが好きになったきっかけを振り返る。
借りた本を写真で記録するようになったのは、2年半前のようだ。
仕事をやめ、目の前に小さな図書室が併設された児童館のあるマンションへ引っ越した。
日焼けした本ばかりだけど、良い本が沢山ある。
借りられるのは1回2冊まで。
毎日のように2冊借りに行った。
息子は3歳を過ぎて、ちょうどぐんぐん本好きになっていたころ。あの時に買った本でよく読んだのは「もりのなか」「ひとまねこざる」シリーズ、「こんとあき」…今でも好きな本ばかり。
それから何冊借りたかな、読んだかな。400冊?500冊?たった30ヶ月くらいの期間なのに、きみはかなり大きくなった。ママは少しだけおばさんになったね。
来年は1年生。
徐々に一人で本を読む時間が増えて、気づいたら読み聞かせをしなくなる日が増えて、それきりになるんだろうな。ちょっぴり涙が出そう。
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