2018GW 仙台へ、林明子原画展
先日、今年は花巻へ宮沢賢治の世界観を堪能したことを書きました。
昨年のゴールデンウィークについて、書き忘れていましたが、昨年の連休も児童文学に関連した旅をしていました。仙台の宮城県美術館へ、林明子原画展を観に行ったのでした。
私が小さい頃に大好きだった「はじめてのおつかい」、息子に何度もせがまれた「こんとあき」。また林明子が作画のみ担当した、マーガレット ワイズ ブラウン作「ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ」は、あの内容に林明子さんの絵をつけた編集力に脱帽します。もし林明子さんの絵でなかったら?親子であんなにたくさん読んだかどうか。
わたしは林明子さんが描く子どものなかでも、少し斜め後ろから見た子どもの後ろ姿、特にまつげとふっくらと盛り上がった赤いほっぺしか見えない横顔が好きです。
子どもがなにかに熱中しているようす、ひとりで悩み考え緊張、高揚しているようす…親がそっと様子を伺うとき、盛り上がったほっぺで眼差しはよく見えない。けれど、そのいつもより赤いほっぺを見れば「あとでぎゅーっとしてあげなきゃ」と直感的にわかるもの。
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