【1歳で1番読んだ本】ぐるぐるちゃんとふわふわちゃん 長江青 作
息子1才過ぎ、一番最初に何度も読み聞かせをねだられた思い出深い1冊。
こんなに気に入ってくれるんだ!と、幼児とはいえ本選びを慎重にしていくタイミングが訪れたことに気づいた1冊でもある。
ぐるぐる、ふわふわ。
繰り返されるその音たちがなんとも楽しいのと、「いないいないばぁ」(松谷みよ子)的な赤ちゃんの大好きな展開であること。そして貼り絵ならではの、いい意味での”いびつさ”がともすると赤ちゃん本にありがちな「なんでもない」内容に個性と奥行きを与えていて、繰り返し眺めても細かいニュアンスを楽しめた。
当たり前だけれど赤ちゃん向けの本は、いたって短かい。10回も読めば、正直「またこれか…」とうんざりすることもある。だから、読み手のママが何度も読まされることを覚悟して、自分も心底気に入ったものを選んでおくと後々後悔しない。
「ぐるぐるちゃん」はシリーズであるのだけれど、わたしは2作目であるこちらが店頭で気に入って購入。冬のお話なのでこれからの季節、お友達へのプレゼントにもオススメなのだけれど、意外と店頭で見かけないので、ご注意を。
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